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西オーストラリア州のイノベーション環境に関する同州議会調査への参加について

deepC Store社(以下「当社」)はこの度、西オーストラリア州議会の行政担当調査会による西オーストラリアのイノベーション環境に関する調査に参加し、同州のイノベーション環境向上の提言書を提出いたしました。

同調査は以下の事柄につき提言を求めるもので、資源輸出に頼る同州が2050年までにネット・ゼロ達成を目指しつつイノベーションを起点に経済発展を両立させる政策の具体的な検討開始を意味し、CCS産業界のスタートアップである当社はそれを積極的に応援すべく提言書を提出いたしました。

  1. 同州のイノベーション環境に関する現況

  2. 起業家・スタートアップ・中小企業の支援に関する州政府の役割

  3. その他行政担当調査会が検討すべき事柄

当社の主な提言内容は以下の通りです。

  1. CCS産業界のスタートアップである当社が特に体感した、同州のイノベーション推進の足枷は以下の通りです:

    • 資源やインフラ業界においてFirst Of A Kind (“FOAK”)  製品や設備を導入する際、資金調達の「死の谷」は1つでなく2つ存在し、特に2つ目の谷を越えるための資金調達が困難であること。(以下イメージをご参照ください。)

    • イノベーションに伴うリスク低減に寄与するサービス、ビジネスモデルなどの取り組みに対する政策及び資金支援が手薄であること。

Source: Reem Yair (Partner at Extantia Capital) (2023), LinkedIn post on Climate Tech Innovation’s “FOAK Valley of Death.”  Image available at リンク

2. 同州のR&D支出は同州内総生産(Gross State Product)の約0.86%であり、これはOECD諸国の平均である約3%を大幅に下回っています。

当社の具体的提言内容についてはリンクをご参照ください(英文のみ)。

本リリースに関するお問い合わせ

ディープシー・ストア・リミテッド 車 大仁(チャ デイン):getintouch@deepcstore.com (日本語でお問い合わせください。)